最近、腕を動かすと痺れ・怠さ・熱感・冷感などがあるという経験はありませんか?
長く続いていると腕が細くなる、握力が入らない、めまい、頭痛といった症状が出てきます。
それが胸郭出口症候群の症状となります。
それを予防するために様々なストレッチ・運動があります。今回は比較的に自宅で行いやすい運動をお伝えします。
・壁押し腕立て伏せ
1.足を肩幅に広げます。壁に手をつきます(この時、手と手の幅は肩幅より少し広めにします)
2.腕立て伏せの要領で行います。
※この時壁と上腕(肘から肩の範囲)が平行になる様に肘を曲げます。
3.ゆっくりと伸ばしていきます。完全には腕を伸ばさないで下さい。軽く曲がった状態で終わってください。
4.その動作を5回繰り返します。2セット行います。
ストレッチ等を行う事で、可動範囲が広がる(動く範囲)・血流改善・ケガの予防などに繋がります。
胸郭出口症候群は
- 筋緊張タイプ…重い物を同じ側から持つ・繰り返し運動をする。etc
- 骨格タイプ…ストレートネック・猫背etc
当院でも、運送業で勤務されている方で腕が痛い・痺れる・握力が入らず、腕が怠いと仰っていました。患者様は、筋緊張タイプだったので当院独自の三軸法・運動・ストレッチを取り入れ治療を行いました。お仕事をされながらでしたので回復スピードは少しずつでしたが今では痛み・痺れが減少し握力も少しずつ回復されています。
現在もご自宅・職場でも運動・ストレッチを習慣化されています。