ほとんどの方が、小さい時からいつの間にか二足歩行を覚え移動していますね。昔は、四足歩行で生活をしていました。二足歩行になってからは腕・手で物がつかめるようになり、遠くの物を取れるという利点がありますが、重力にも逆らい・頭の高さが変わり脳貧血・胃下垂・ぎっくり腰などの症状も出やすくなり、人にとって問題点となっています。骨盤も上半身を支えるのに重要になりました。
姿勢が崩れ、猫背になると頭から足までが一直線にならなくなり、腰椎(腰の骨)に負担がかかることで、股関節も動かしにくくなります。椎間板ヘルニア、変形性股関節症、骨粗鬆症からの圧迫骨折などの原因になります。
当院の患者様も猫背、身体の歪みがあり歩行の時に痛みから片足に体重を乗せる方が多くおられます。ある患者様は椎間板ヘルニアで立っている時・歩いている時に、左腰から太ももにかけて痺れや突っ張り症状があり、歩行の時に左をかばう様に右足に重心をかけ右肩が下がっている状態で来院されました。当院独自の三軸法を取り入れ身体の歪みをとり、歩行時の注意点などお伝えしました。数回施術を行い、痺れや突っ張り感は軽減してきています。
ご自身でもストレッチをされているとの事で、お身体の状態も良くなってこられて、その方も笑顔が増え、喜んでいただいています。