河内長野の整体なら「Sorrisoあまほり整体院」

y無題膝に水が溜まるのは、主に炎症を抑える目的と、損傷により生じた剥がれた軟骨の破片を吸収するという身体の自然な防御反応です。

注射による水の除去は、関節内の圧力を下げて痛みを一時的に緩和する対症療法であり、再発するのは処置が「癖になる」からではなく、根本的な原因が未解決であるためです。

膝への負荷を高める原因として、のねじれや揺れ過剰な体重、あるいは自己免疫疾患などが挙げられて、これらの原因が解消されない限り問題は繰り返されます。

最終的な改善のためには、急性期の安静、その後の圧迫と荷重、そして原因となる動作の修正負担の軽減を組み合わせた根本的な治療が必要不可欠です。

「膝の水を抜くと癖になる」はもう古い?—再発の真の理由と根本的な改善策

 iかつて、膝に溜まった水を抜くことに対して、「抜くと癖になるから抜かない方が良い」という考え方が広く聞かれました。

一般の方はもちろん、整骨院の先生や看護師さんからも同様の意見が出ることがあったようです。

しかし、水を抜くことが本当に「癖になる」のでしょうか?そして、膝の水の再発を防ぐために私たちが理解すべきこととは何でしょうか?

今回は、膝に水が溜まるメカニズムから、真の再発の原因、そして取るべき最適な行動について、専門家の立場から詳しく解説します。

1. そもそも、なぜ膝に水が溜まるのか?

スクリーンショット 2025-11-30 8.14.47膝に水が溜まるのは、体が必要な防御反応を起こしているためです。主な原因は以下の二つです。

1. 炎症を抑えるため(消火活動) 膝の関節内で家が燃えているような「炎症」が起きると、体はそれを止めにいくために水(関節液)を出します。水は、この炎症を鎮める役割を果たします。

2. 軟骨の破片を吸収するため(異物処理) 膝の骨同士がぶつかり、その先端にある軟骨が少し剥がれたり、ちぎれたり(遊離)することがあります。

厄介なことに、軟骨には血管も神経もないため、ぶつかっても痛みは感じませんが、一度傷つくと再生は起こりません。 体はこの軟骨の破片を異物として扱い、水の中に含まれる成分(白血球など)を使って「食べ尽くす」ことで吸収しようとします。

つまり、水が溜まるのは、体内でトラブル(炎症や軟骨の損傷)が起きているサインなのです。

2. 水を抜くことのメリットと限界

スクリーンショット 2025-11-30 8.15.55水を抜くと、痛みは劇的に軽減されます。これは、膝を包む袋である関節包に神経が豊富で、水が溜まって膨らむことでジンジン、ズキズキとした痛みを感じるためです。水を抜けば、この腫れが縮み、痛みが和らぎます。

しかし、水を抜く行為は、根本的な解決ではありません。これは、風邪を引いたときに早く熱を下げたいからと解熱剤を飲むのと同じ、対症療法にあたります。

水は、炎症や異物の処理が落ち着けば、1〜2ヶ月程度経てば自然に体内に吸収されていきます。水を抜くのは、早く水が引かないから、強制的に抜いてしまうという行為なのです。

3. 「癖になる」のではなく「原因が残っている」

スクリーンショット 2025-11-30 8.16.52「水を抜くと癖になってまた水が溜まる」という考えは、もはや古いと言えます。

水が溜まるのを繰り返す真の理由は、原因が改善されていないからです。水を抜こうが抜くまいが、根本原因が残っていれば、同じトラブルが再度発生するのは当然の結果なのです。

これは、実がつかないリンゴの木に対し、根っこ(土)に問題があるにもかかわらず、実だけに栄養剤をかけたり袋をかけたりするようなものです。目に見える症状(実や水)だけを対処しても、根本的な原因が残っている限り、同じことが起こり続けます。

4. 根本的な原因を知り、生活を見直す

スクリーンショット 2025-11-30 8.18.25炎症や軟骨の損傷(遊離)が起こる主な原因は、以下の5つに分類されます。

1. ねじれ: 関節に負荷がかかり炎症を引き起こす。

2. 重すぎる体重: 体重が増えるほど膝への負担が増します。一説によると、階段を1歩降りる際の衝撃は、体重が1kg増えるごとに約7倍(7kg)増えると言われています。

3. 揺れ: 体が揺れながら歩く動作は、関節に大きな負担をかけます。

4. 物理的接触: 家政婦やウェイトレスのように、片膝をつく作業が多い場合に発生します。

5. 自己免疫疾患: リウマチや膠原病など、自身の免疫が過剰に活性化し、わずかな傷でも強い炎症を引き起こす場合があります。

これらの原因が改善されない限り、水の溜まりは繰り返されます。

5. ベストな行動と根本改善へのステップ

スクリーンショット 2025-11-30 8.21.04膝に水が溜まった際に、どのように行動するのが最も効果的でしょうか。

1. 炎症が落ち着くまで安静にする(第1段階) 炎症が強い時期にストレッチやトレーニングをしても、早く治ることはありません。まずは安静にして炎症が治まるのを待ちます。炎症期は基本的には冷やす方向に持っていく方が良いとされています。

2. 軽度な圧迫をしながら荷重をかける 腫れや痛みが引いてきたら、履くタイプのサポーターなどで軽い圧迫を加えながら、少しずつ歩き始めます。これにより、関節液が体内に吸収されやすくなり、回復が早まります。

3. 原因となる動作の修正 これが最も重要です。筋力低下が原因であればトレーニングを、筋肉の過緊張が原因であればストレッチやマッサージを行い、根本的な動きを修正します。

4. 負担となる要因を減らす 体重が重ければ減量し、また睡眠不足や過剰な労働があれば修復機能が落ちるため改善が必要です。自己免疫疾患がある場合は、そちらの治療を優先します。

6. 対症療法に頼りきらないために

IMG_4862水を抜くことは、睡眠を取ったり、ある程度動かせるようにしたりするための「一時しのぎ」として、時には許容されます。しかし、「抜いて痛みがなくなったらOK」という考えは危険です。

なぜなら、対症療法を繰り返すことは、軟骨の摩耗や骨の変形を助長し、病態を進行させるからです。最終的に人工関節が必要になったり、人工関節にしても根本的な動きの修正がなければ再度の負担がかかってしまうことになりかねません。

楽になる方法や「一発で改善しますよ」といった**甘い誘い(笑顔の悪魔)**にはご用心ください。厳しい、または大変だと感じる根本的な修正こそが、5年後、10年後の健康につながる最善の道なのです。

まずはご自身の生活や動作を見直し、「なぜ水が溜まったのか」という原因追求を始めることが、再発を防ぐための第一歩となります。

私の場合はどうすればいいの?という疑問や他にも質問がございましたら、ご相談ください。

お大事にお過ごしください。

 

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