「どれくらい通ったらいいですか?」
と、ご質問いただくことが多いので、この記事では具体的な例を元に当院の通院頻度・間隔の決め方をご紹介します。

あまほりでの通院頻度・間隔の決め方
改善するパターンには大まかにわけて、4パターンございます。
①怪我や疲労が原因の時間の経過とともに改善されていくパターン
②体の使い方や筋肉の緊張が問題で、そこを変えれば改善されていくパターン
③筋力の低下や、関節の拘縮などが問題で、うまく体を使えなくなっていて、先にそれを改善してから②のパターンに移行するパターン
④生活習慣(食事・運動・睡眠)に偏りがあり、基礎疾患を抱えているなど全身状態が良くない場合は、まずはそこから見直して次に③や②のパターンに移行していくパターン
と4パターンに分かれます。
それぞれのパターンに応じて、通院頻度・感覚が違いますので、詳しく解説します。
①怪我や疲労が原因の時間の経過とともに改善されていくパターン
怪我や疲労が原因であれば、時間の経過とともに改善されていきますので、患部への負担を減らしたり、回復を促進する過ごし方を指導したりと、サポートすることが大切です。
例えば、52歳の男性、ぎっくり腰で来院されたとします。
仕事は管理職なので、なかなか休めない背景があったとし、
まずはぎっくり腰が何が原因で起こっているのかを断定します。
筋肉の損傷・椎間板の炎症・椎間関節の炎症・圧迫骨折など色々とぎっくり腰の原因がありますので、丁寧に問診・触診・検査を行い、判断します。
その結果、椎間板の炎症が原因でのぎっくり腰だった場合、椎間板へ負担が少なくなるような姿勢の修正や、他部位の可動性増強、そして炎症が拡大しないようにコルセットの指導などを行い、仕事に行きながらも最速で改善する道を考えます。
この場合は、患部に関しては、日数とともに落ち着いてきますので、通院頻度は週1回程度で経過を見せていただいて、2〜3週間で完治に至ります。
痛みが取れてからは、ご本人様が卒業されるか、再発予防に向けて全身のメンテナンスを行なっていくかを選択していただきます。

②体の使い方や筋肉の緊張が問題で、そこを変えれば改善されていくパターン
当院は運動力学やバイオメカニクスという体の使い方を分析して、1人1人に応じた効率的な負担の少ない動作へ導くことを得意としております。
スポーツ選手に限らず、一般の主婦の方も間違った体の使い方による家事などが原因で、腰や膝・股関節などに負担がかかり、症状が出ている方も少なくありません。
例えば、47歳の女性で、股関節の痛みで来院されたとします。
仕事はデスクワークで、趣味は映画鑑賞という背景があり、座っていることが多い方です。
股関節の痛みは、正しく骨盤の穴の中に大腿骨がハマって動いていないことが多く、原因に腰や股関節周囲の筋肉の緊張が考えられます。
背術によって筋肉を緩めて、股関節が動きやすい状態を作り、そこから座り方や、歩き方の指導をしていく流れになります。
この場合は、1ヶ月程度、週に1回施術させていただき、その後日常の体の使い方を指導し2週間に1回で、使ってきてどうなるのかを経過観察させていただき、2〜3ヶ月での完治を目指す流れになります。
その後は、卒業していただくか、定期的なメンテナンスを希望されるかはご本人様に決めていただきます。

③筋力の低下や、関節の拘縮などが問題で、うまく体を使えなくなっていて、先にそれを改善してから②のパターンに移行するパターン
先ほどの②のパターンは、筋力がしっかりしている等、弱っていないことが前提としてあります。
もし、弱っていたり、関節まで固まっていると先にそれらを改善する必要が出てくるわけです。
例えば、67歳の女性、坐骨神経痛で来院されたとします。
日頃は週1回程度のヨガに行っており、その他は1人暮らしの母親のサポートに週3日行き、自宅の家事は全て自分が行なっている背景があったとします。
筋力を測ると一般的な方よりも全体的に低下していました。
この方は、ヨガという体を緩めることはしていますが、鍛えることはしていませんでした。その中で、自宅の家事に加えて、お母様の介護を行なっており、腰への負担が増えて、坐骨神経痛になってしまっていたわけです。
実は当院に来院される患者様のパターンで一番多いのがこの③パターンの方です。
病院で電気治療や痛み止めの薬でもなかなか治らず、整骨院やマッサージに行って緩めてもらっても変わらずで当院に来院されます。
問題は筋力が低下して、正しい動きができていないことなのに、いくら緩めることをしてもらっても変わらないのは当たり前です。
かといって、自分で鍛えようとしてもどうすればいいのかわかりませんし、やり方を間違えるとかえって悪化させてしまいます。
また、フィットネスクラブや体操教室などで教えている指導者は、医学的な勉強をしっかりしている人は少なく、「やり方」は教えられるが、あなたの症状の原因を教えてくれるわけではないので、合っている運動かどうかがわかりません。
この67歳の女性の場合は、施術にてかばって緊張している筋肉を調整しながら、骨格や日常生活にあった使い方に必要な筋力のエクササイズを指導し、筋力が戻ってきてから、体の正しい使い方を指導していきます。
1〜3ヶ月程度は週1〜10日に1回程度の来院で、施術とエクササイズの指導を、その後1〜2ヶ月程度は自分で状態を管理できるかを経過観察し、約半年ほどで根治を目指します。
その後は、卒業もしくはメンテナンスをご自身で選択していただきます。
ほとんどの方が1年程度は1〜3ヶ月に1回のメンテナンスで敵的なお体のチェックを希望されます。

④生活習慣(食事・運動・睡眠)に偏りがあり、基礎疾患を抱えているなど全身状態が良くない場合は、まずはそこから見直して次に③や②のパターンに移行していくパターン
先ほどの③パターンより前に、そもそも全身が壊れてきていて、特定の部位の痛みで来院される方もいらっしゃります。
その場合は、食事・運動・睡眠のバランスを改善し、まずは体づくりから見直していく必要があります。
例えば、72歳女性、変形性膝関節症で手術しかないと言われている方が来院されたとします。
体重が75kgと重たく、痛みのせいで外出もめっきり減り、ほとんど自宅から出ない日常を送られています。
週1回のスーパーへは、主人の車で行き、カゴ一杯に食料を買います。
カートの下のカゴには、買わなければいいのにお菓子やお饅頭を入れてしまいます。
コレステロール値は高くなり、糖尿病もギリギリの数値になって、お薬を飲みだしました。
こういう方は、たとえ手術で人工関節に変えたとしても、あまりうまくいきません。
なぜなら、動かない生活による筋力の低下に加え、体重過多による関節への負担が一般的な方よりもとても大きいため、骨を入れ替えても、正しい動きの獲得が難しいです。
ご本人は手術は怖くてしたくないので、「治してほしい」と言って来院されますが、まずはこの「治してほしい」という考え方から改善していかなければなりません。
ご自身で「治していく」という考えにならなければ、食事も運動も睡眠も誰も代わりにはしてくれませんので、改善していきません。
こういった方には、特別なプログラムを作り、1〜3年かけて生活習慣や体質を改善するサポートをさせていただきます。
通院間隔や頻度は、1人1人違ってきますので、割愛させていただきます。

さらに別の原因も潜んでいることも
①〜④パターンの中には、そもそもの行動や体の使い方の原因に、発達特性や感覚特性と言われる持って生まれた特性によってそうなってしまっている方もいらっしゃいます。
・明らかに体への負担が大きいぎこちない動きで、物を持ってしまう
・コミュニケーションが苦手で、なんでも1人でやってしまって限界に来てしまう
・神経質で自律神経が乱れやすく、行動量が少ない
など、発達特性や感覚特性によって体を壊してしまっている方もいらっしゃります。
その場合は、一緒に特性理解に努めて、その上で①〜④のパターンで進んでいくサポートをさせていただいております。
まとめ
当院は1人1人に応じて、通院頻度も間隔も調整しております。
そして必ず計画を立てて、患者様にご理解いただいた上で一緒に進めて参ります。
もし、私の場合はどうなんだろうとお悩みの方は、ご相談ください。
答えられることであれば対応したしますし、もし診せていただかないと判断できない場合は、お試し施術も用意しておりますので、ご利用ください。
お大事にお過ごしください。






