運動中や歩いている時に、足首を捻った経験された方も多いと思います。また、足首を捻った際、病院や接骨院(整骨院)などに行かれて診てもらうという方が多いと思います。
捻挫は、関節に過剰な力が加わる事で、その部分にある靭帯が伸びたり切れたりすることで起こります。身体の中で最も多いとされているのが、足首の関節の捻挫です。
捻挫にも、怪我の度合いがあります。
軽度:痛みや腫れも軽いが靭帯(関節同士を繫ぎ止める役割)が一時的に伸びている状態。
中度:靭帯の一部が切れている状態
高度:靭帯が完全に切れ、関節が不安定状態
それぞれ状態は違いますが、捻挫を繰り返すことで、足の関節の不安定感が増し以前より捻りやすい状態になり、骨折や可動範囲(動かせる範囲)が狭くなることで正座をしにくいなど生活に支障が出てきます。
捻挫した足をかばうことで、身体のバランスが崩れます。
その状態が続くと①膝に痛み②腰に痛みが出るといった事で、ヘルニアやぎっくり腰になりやすいといった事につながることになります。
捻挫が起こった際に腫れ・熱感を取るために、RICE(①安静②冷却③圧迫④高挙)を行って下さい。症状が治まった時・治まらない場合でも、固定を行い病院や整骨院等に治療を受けに行ってください。
時間が経過している場合は、まずお身体のバランスを整えることで、腰痛などの症状が改善されることがあります。