肩が痛い・上げられないなどの症状で困っている方は、痛み等があるので動かさなくなりますよね。それは悪循環になり、より症状が強くなります。
今回は、簡単にできるストレッチをお伝えします。
- 椅子に座っている状態で始めます。
- 両手で右膝を持ちます。
- その状態で右足を軽く引っ張り上げます。その際、上半身まで上げないでください。
※床から10cm位上げた所で止めてください。 - その状態で20秒間キープしてください。(20秒×2セット)
- キープしている際、背骨と肩甲骨の間が伸びている事を確認してください。
その動作を左・右それぞれ行ってください。
※急性期は炎症等がある為、基本的に安静と氷での冷却を行って下さい!!
中・高年者(30代~60代)の方は、経験ある方が多いと思います。
症状として、①疼痛②動きの範囲が減少(可動域制限)③夜間痛④神経が過敏⑤不眠⑥自律神経が弱まるなどがあります。
また、糖尿病や甲状腺機能亢進症などと言った内科疾患が発生に関与しています。
五十肩・四十肩にも3つの症状期に分かれます。
1:Freezxing Phase (急性期)
激痛・特に内旋(肩が前の方にきて、手の甲が太ももに触れている。)・安静時に痛みが伴う・夜間にしばしば痛みがあり寝られない。
2:Frozen Phase (慢性期)
痛みは少し落ち着いてくる・痛みも鋭い痛みから鈍痛に変化している・可動域(動かせる範囲)の限界を超える運動を強制されると痛む・どの程度の運動で痛みが出るか自分で予測できる。
3:Thawing Phase (回復期)
痛みが軽快する・可動域(動く範囲)が少しずつ回復する。
肩の激痛がある場合、仕事で忙しいからと後回しにしていると個人差はありますが完治に数年かかる事もあります。ですので、すこし肩が痛いと感じているのならすぐに治療や運動を行ってくださいね。