人工関節は、開発の時点で相当「潤滑」について配慮されてます。しかし、その部位の潤滑しか考えられていないのも事実です。
股関節が動かなくても歩くことはできます。ですから、仙腸関節や膝、足首を動かすことで全体の潤滑を促すという点では、人工関節を入れている患者さんにも共通する点です。
ただ注意したいのは、冷やすとき。人工関節は冷やされすぎると水滴がついて、その状態が長引けば傷む・腐ることがあります。
冷却時間が20分ほどなら問題ありませんから、20分を目途に周りの筋肉を冷やして熱を取りましょう。
やりすぎは厳禁です。