寝返りのたびに腰が痛み、夜中に目が覚める。ベッドから起き上がることや、歩くことにもつらさがある。
今回は、そのような左腰の痛みで来院された80代男性の経過をご紹介します。
朝の散歩を再開すること、そして約3か月後に予定していたゴルフの集まりに参加することを目標に、施術と自宅での運動を進めました。約3か月、計8回の通院期間に、睡眠や日常動作にどのような変化があったかをまとめています。
※ご本人の申告と当院の記録に基づく一例です。経過には個人差があり、同じ結果を保証するものではありません。
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来院前は、夜眠ることにも支障がありました
左腰の痛みは、来院のおよそ1か月前から続いていました。
寝返りや起き上がり、椅子から立つとき、歩くときに痛みがあり、仰向けで寝ていても痛みで目が覚める状態でした。来院時の痛みは、ご本人の評価で10段階の8〜9程度でした。
ご本人からは、医療機関でレントゲン検査を受け、大きな異常はないと説明されたものの、その後も痛みが続いていたと伺いました。知人の紹介で当院へ来院されました。
ご希望は、朝の散歩を再開し、予定していたゴルフの集まりに参加できるようになることでした。
腰の痛みに加えて、立ち方や歩き方も確認しました
当院では、症状やこれまでの経過を伺い、脚の感覚や力の入り方、股関節と背中の動き、立ち上がりや歩行の様子を確認しました。
来院時には、身体が前かがみになり、歩幅も小さくなっていました。また、股関節を後ろへ伸ばす動きや、身体を起こす動きが出にくい状態でした。
こうした動かしにくさが、日常動作で腰に負担をかけている可能性を考え、腰まわりと併せて股関節や背中の動きにも着目しました。
これは、この方の状態を見て立てた施術上の仮説であり、痛みの原因を一つに断定するものではありません。
状態に合わせて、施術と運動を進めました
初期には、腰や股関節まわりの筋肉の緊張に対応し、背中を動かしやすくする施術を行いました。その都度、立つ・歩く・起き上がるといった動作の変化を確認しました。
自宅では、背中の動きを促す「おぼん体操」に取り組んでいただきました。痛みが落ち着いてからは、脚を持ち上げる働きに関わる筋肉のトレーニングも加えました。
散歩やゴルフに向けた活動は、その時点の症状と動きの状態を確認しながら、段階的に戻していきました。
約3か月の間に見られた変化
| 時期 | 症状と生活の変化 |
|---|---|
| 初回来院時 | 寝返り・起き上がり・歩行で痛みがあり、夜も目が覚める状態。痛みの自己評価は8〜9/10でした。 |
| 約3日後・2回目 | 寝返りや起き上がりの痛みは残っていましたが、夜は眠れるようになったとのお話がありました。 |
| 3〜4週目 | 夜間の痛みがなくなったと記録されています。 |
| 約1か月後 | 寝返りや起き上がりが楽になり、ご本人の感覚では痛みが当初の3割程度になりました。 |
| 約2か月後 | 朝の散歩を再開。施術者の観察でも、歩幅や歩く様子に変化が見られました。 |
| 約3か月・計8回 | 痛みの自己評価は0.5/10程度。予定していたゴルフに参加し、痛みなく最後まで回れたとの報告がありました。 |
※痛みの数値と生活の変化は、ご本人の申告および施術者の記録によるものです。
写真・動画による経過の記録
通院期間中の立位姿勢と歩行の記録です。撮影条件や服装は完全にはそろっていないため、写真・動画だけで改善の程度や施術の効果を判断することはできません。症状や日常生活の経過と併せてご覧ください。
今回の経過で大切にしたこと
この方の経過では、痛みの強さとともに、夜眠れるか、起き上がれるか、散歩に出られるかを確認しました。
目標としていたゴルフへの参加についても、ご本人から最後まで回れたとの報告がありました。
施術に加え、自宅での運動や日常活動の変化もあったため、今回の変化を施術だけの効果と断定することはできません。当院では、生活の中で困っていることと、ご本人が再開したいことを確認しながら対応しています。
腰痛で日常生活にお困りの方へ
腰の痛みで、寝返りや起き上がり、歩くことに支障がある方は、現在の症状と、日常生活で困っていることをお聞かせください。
これまでの受診・検査の内容も伺いながら、当院で対応できる範囲をご説明します。






