今回は、多くの方が悩まされている『肩こり』に効くストレッチをお伝えします。
- 立った状態で始めます。
- 頭を右肩の方に傾けます。写真①
- 右手を左肩におきます。その際、左腕(青矢印)が床から引っ張られている感じで肩を下げます。写真②
- 同時に、頭を右肩の方(赤矢印)に傾けます。
- その状態で、30秒キープします。それを右左共に2回ずつ行ってください。
以上のストレッチを右側・左側共に行います
※このストレッチは首の筋肉(胸鎖乳突筋・僧帽筋の一部・頭最長筋など)を伸ばします。
肩こりの原因としては、皆様も『あの動作や姿勢のせいかなぁ…。』と思い当たる節があると思います。
それは、⑴PC・スマートフォンなどデスクワーク⑵寝る姿勢⑶運動不足⑷家事の時の姿勢などいくつも挙げられます。長く続くことで、肩こりになります。
また、椎間板症(頸椎疾患)、五十肩(肩関節疾患)腰痛・膝痛などを引き起こします。また眼精疲労や更年期障害などから肩こりが引き起こされます。
当院の患者様にも肩こりが酷く、痛みがあり、手の方にも痺れがある。また、長年デスクワークをしている。痛み・痺れがあることで日常生活において手に握力が入らず物も掴みづらいと仰っていました。更に運動不足。患者様の目標として、①仕事に影響が出ない様にする②日常生活で物をつかみやすくしたい。との事でした。検査を行うと、肩こりが原因ではなく頸椎椎間板ヘルニアでした。治療を行っていくと、まず手の痺れはなくなり、患者様は「長く続いていた手の痺れがとれて嬉しい」と喜ばれていました。まだ肩・首の痛みがあり、治療をするのと同時に、このストレッチをしていく事で肩が少し楽になっていると喜ばれていました。
皆様もただの肩こりだからとそのままにせず、一度病院での検査をしてみてください。
病院は少し行くのが不安などある方、病院にてヘルニアなど診断を受けられた方で痛みなど軽減したい方は、当院ホームページまたは当院まで一度お問い合わせください。患者様に合わせた治療を行い、ストレッチや日常生活での注意点などをお伝えし、患者様と向き合い治療を行っていきます。